積み本

(A)
・天使の囀り / 貴志祐介
・夜のミッキーマウス / 谷川俊太郎
・全思考 / 北野武

(B)
・ポルノ惑星のサルモネラ人間―自選 / 筒井康隆
・NOVA 2 / 東浩紀 恩田陸 他
・少年になり、本を買うのだ。 / 桜庭一樹
・書店はタイムマシーン / 桜庭一樹
・お好みの本、入荷しました /桜庭一樹

(C)
シュレディンガーのチョコパフェ / 山本弘
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? / フィリップ・K・ディック
限りなく透明に近いブルー / 村上龍
・後藤さんのこと (想像力の文学) / 円城塔
・いま、殺(や)りにゆきます―RE‐DUX / 平山夢明
・誘拐の誤差 / 戸梶圭太

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 GWは読書関係では一番繋がりの深い友人の家に行って本を読むという事をしていた。時間的にも小説を一冊読むなどというロス的な事は出来ないので漫画をチラチラと読ませてもらった。また自分で手に入れたいので、手に入れて再読したら記事にしようと思う。「乱漫/加藤 伸吉著」は凄かった。あれはパラ見をしようとした瞬間勿体無くて止めてしまった。あの人の絵のクオリティは凄い。何種類も顔があって驚かされるので必見である。

 積み本で最初に記した本3冊(A)は本屋で買ってきたものだ。次の5冊(B)は読みたかった本で友人の家から少しお借りしてきているもの。人から本を借りるという事が人生であまり無いので少し嬉しい。(皆あまり趣味が合わないのと、貸したら返ってこない挙句結末から読まれたので凄く萎えた経験が高校時代にあり結構トラウマだったりもする。)

 特に桜庭一樹さんの”読書日記シリーズ”が読みたくてうずうずしていたので貸してもらった事に物凄く感謝。友人は少し遠い所に住んでいるので赴くのも新幹線を使わなければいけない。が、恰好の読書場になるから楽しい。帰りにチラチラと「少年になり、本を買うのだ。」を読んでいた。面白い。凄く面白い。「これを読んだらもっと読書したくなりますよ。」という友人の言葉は嘘じゃないらしい。
 ”読書日記シリーズ”は所謂エッセイである。そして桜庭一樹さんはびっくりする位本を読む読書家だ。どうしてそこまで読めるのかがわからない位読んでる。「少年になり、本を買うのだ。」自体を半分も読んでいない状況で本を読まない人にとっては吃驚する程読んでいると思う。そして、読みたいと思うのだ。触発というかなんというかだが。

 とにかく、今は本がとても読みたい。そんな気分。

 そして久々に穏やかな本も追加。「夜のミッキーマウス/谷川俊太郎著」
 詩人で有名ですね。「ことばあそびうた」等が好きで、この人の言葉はとても穏やかな気持ちになれるので追加。少し日常に疲れているので疲労回復薬になればいい。

 「全思考/北野武著」
 コラムに分類されるのでしょうか?天才と呼ばれる北野武さんの作品を何一つ知らない私です。「菊次郎の夏」や「座頭市」なんてきっと日本国民の3/5が知っているし見ているのだろうけれど、私は興味もわかないし観ようとも思っていません。何故かというと、バラエティでの「ビートたけし」が頭を過るからと言えば一番正しいのかも。関東の笑いを受け入れはじめたのはここ最近の事なのです。実際お笑いは大好きなのですが、ドリフやバカ殿等の笑いが全くわからずただただ下品と思ってしまうのは何なのでしょうか。理由としたら”関東の笑いだから”としか言えず、今となっては受け入れられていますが、昔はたけし軍団ダチョウ倶楽部が非常に気持ち悪く好かない子供でした。多分其れがネックになって、北野武さんの作品には何一つ触れていないのだと思います。
 ですが、実績もあり、人望もある。そんな人を毛嫌いしていいのだろうか?という考えも少しばかり。と、いう事で買ってきました。読んだ後、どう考えが芽生えるのかが少し怖いかなという所。私にとってコラムという物は少し恐怖に近いので結構びびってます。読むのにも時間かかるかもしれません。



 …というかここに全部書いてしまうと感想を書く時の記事内容が無くなってしまう事に気付いたのでここらへんで。とにかく全部楽しみです。


 最後の6冊(C)については自分でも触れたくない所。早く読んでしまいたいんですが…「後藤さん」はラスボスですねー…いつからあるんだあれ…。とにかく今年中には全部読んでしまいたいですね。


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